約 3,170,999 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3756.html
前ページ次ページ異世界BASARA ラ・ロシェールに向かう道を、ルイズ達は馬で走っている。 とは言っても、馬に乗っているのは幸村、ギーシュ、氏政の3人で、ルイズはワルドのグリフォンに乗っていた。 「も、もう半日も走りっぱなしだ……どうなっているんだ……」 ギーシュは馬に体を預けたまま、1人呟いた。 「どうしたギーシュ殿!この程度で音を上げるとは!」 隣で走っている幸村が、ギーシュに激を飛ばす。 既に疲れ果てているギーシュと違い、幸村はまだまだ余裕という感じであった。 次にもう一方の、並んで走っている氏政に目をやる。 彼の顔は余裕というより、鬼気迫るような顔になっていた。 そしてその恐ろしい顔でワルドの背中を見ている。 「ぬぬぬぬぬぬ……許さん……許さんぞ、よくもわしの可愛いケティを……」 どうやら、今朝の一件の事を根に持っているようだ。 いきなり現れたワルドに、一瞬でケティの心を奪われたのがどうにも我慢できないようである。 気分は『可愛い孫を何処の馬の骨とも分からん男にぶん取られた』という感じか…… (あんな訳の分からん髭面の男に、ケティはやらんぞおおおぉぉぉいっっ!!) 氏政は心の中で叫ぶと、馬の速度をさらに上げた。 お前だって髭が生えているだろうに…… 「……か、彼等は化け物か?」 ギーシュはぐったりしながら、またポツリと呟いた。 幸村は魔法学院を出発してから、ルイズを見る度に気が気でなかった。 「どうしたい相棒?随分と穏やかじゃねぇな?」 そんな幸村の様子を見て、背中のデルフリンガーが声を掛けてきた。 「ルイズ殿とワルド殿、結婚はいささか早過ぎではござらぬか?ルイズ殿はまだ子供であるぞ?」 「あん?娘っ子はもう16だろ?それなら結婚できる年齢じゃねぇか?」 「そうは言うが……ぬぉっ!?」 幸村は何か言おうとしたが、ワルドの手がルイズの肩に触れたのを見てまた騒ぎ出した。 一頻り騒ぐと、幸村は静かになる。そこを見計らってデルフリンガーが喋り始めた。 「相棒、結婚して子作りすんのが人間ってやつだろ?まさか赤ん坊がどうやって出来るか知らないのか?」 「何を言っている、子供とは気合を込めれば天から授けられるのだろう?」 「………は???」 デルフリンガーは、自分の使い手が何を言っているのか理解出来なかった。 「拙者もいつかは気合を込めて子を授かるが……ルイズ殿ではまだ子を育てられんだろう?」 幸村は、子供とは気合を込める事で神様が授けてくれるものだと思っているらしい。 で、自分はまだ未熟だから呼べない。ルイズならば尚更だと、そういう事のようだ。 (……ダ、ダメだこの相棒……早く何とかしねぇと……) 背中のデルフリンガーは、自分の使い手であるガンダールヴの将来がとても不安になった。 「凄いな君の使い魔は。これなら今日中にラ・ロシェールに着きそうだ」 グリフォンに跨ったワルドが未だ疲れを見せない幸村を見て感心した声を出す。 「でも、少しペースが速くない?ユキムラは平気そうだけど、ギーシュがへばっているわ」 ワルドは一番遅れているギーシュを見る。 ギーシュは半ば倒れるような格好で馬にしがみついており、今にも落馬しそうである。 「ふむ……できれば港町まで止まらずに行きたいのだが……」 「馬で2日かかる距離よ?ユキムラの馬だって疲れてきているわ」 ルイズはさらに続ける。 「それにあいつ馬鹿だから『馬がダメなら自分の足で走るまで』とか言うかも……」 「やけに彼の肩を持つね。ひょっとして恋人かい?」 ワルドは笑いながら言った。 「そそそそんなんじゃないわよ!た…只、使い魔を置いて行くなんてメイジのする事じゃないから……」 ルイズは顔を真っ赤にして反論するが、次第にモゴモゴと口篭もっていった。 しかしワルドはそれ以上追及せず、そうか……と言って納得してくれた。 朝からずっと飛ばしてきた甲斐あって、遂にラ・ロシェールの入り口が見えてくる。 「皆!ラ・ロシェールの入り口が見えて来たぞ!」 ワルドが後ろの3人に告げた。 その瞬間、ワルドの横を猛スピードで何かが翔け抜けて行った。 「ひょーーーーーっひょっひょっひょっっ!!!!」 氏政だ、氏政が笑いながらワルド達を追い抜いて行ったのである。 「ひょっひょっひょっ!わしじゃわしじゃあ!わしが一番乗りじゃああぁ!!!!」 「ま……待って……主人を置いて行く使い魔がいるか……」 ギーシュは息も絶え絶えになりながらも、何とか氏政を止めようとする。 正にその時だった。 有頂天の氏政に向かって松明が降り注いだのは。 「し、しえええぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~!!!!!!」 いきなり飛んできた松明の炎に馬は驚き、その勢いで氏政は馬から放り出された。 そこを狙って、今度は何本もの矢が放たれた。 「ひぃっ!!」 氏政は情けない悲鳴を上げて顔を手で覆う。 ところが、矢は彼に届く事はなかった。 小型の竜巻が発生し、放たれた矢を明後日の方向に吹き飛ばしたのである。 「大丈夫か!?」 尻餅をついている氏政にワルドが声をかける。さっきの竜巻は、彼の魔法だったのだ。 「な、何だ?奇襲か!?」 氏政が襲われたのを見て、ギーシュが喚いている。 「おのれ……奇襲とは卑怯な!」 幸村は背負っているデルフリンガーと槍を掴むと、崖の上へ駆け上がろうとした。 ……ゴゴゴゴゴゴ…… しかし……そこに聞いた事のある音が響き渡る。 これを聞いた幸村は、ハッとして崖の上を見上げた。 「うわあああぁぁぁぁ!!!ボボボ……ボブだ!夜明けのボブだあぁぁ~!!」 次に聞こえてきたのは悲鳴。 さらに、竜巻が巻き起こったかと思うと、崖の上から弓を射っていた男達が転がり落ちてきた。 ―――この地響きみたいな音、それに“ボブ”ってまさか――― ルイズがある使い魔の名前と姿を頭に浮かべたその時。 昇り始めた月をバックにして、見慣れた巨人の影が浮かび上がった。 「タダカツ!?」 「おお!やはり忠勝殿でござったか!」 それはルイズの予想した通り、タバサの使い魔のボブ……改め本田忠勝であった。 忠勝は地面に降りて来ると、その肩から赤い髪の女性と、裸の男が飛び降りてくる。 「お待たせ♪」 「皆大丈夫かぁ!?助太刀に来たぞぉ~!」 女性は赤い髪をかきあげ、男は大振りな三叉槍を振り回して叫ぶ。 キュルケと前田利家だった。 2人の姿を見たルイズはワルドのグリフォンから降り、ツカツカとキュルケ…… ……ではなく利家の方に向かって行き、首根っこを引っ掴んだ。 「あんた喋ったわね?キュルケには言うなって言ったのに……約束を破ったわね!」 ルイズは怒りで体を震わせながら利家の首を絞め上げる。 「だ……だって飯抜きにするってキュルケ殿が!ぐ、ぐぇ……」 「そこら辺の動物でも捕まえて食べればいいでしょうがぁーっ!!」 「子爵、あいつ等はただの物取りだと言っていますが」 「そうか、なら捨て置こう」 尋問を済ませたギーシュの言葉を聞いて、ワルドはグリフォンに跨る。 男達はキュルケやタバサに罵声を浴びせていたが、忠勝が一睨みするとすぐ静かになった。 「今日は宿で一泊しよう。明日、朝一番の便でアルビオンに渡るぞ」 ワルドはルイズと一緒にグリフォンに跨り、幸村やギーシュも馬に乗る。 氏政は悔しそうにワルドを見ていたが、彼等が走り出したのを見ると、馬に乗って後を追い始めた。 「……な、なぁ……あいつって夜明けのボブだろ?」 「あれ?俺は死神ボブって聞いたんだが……」 「俺はボブ・ザ・アイアンマンと……」 残された男達が、去っていく一行を見ながら口々に呟いていた。 前ページ次ページ異世界BASARA
https://w.atwiki.jp/taikou5hokan/pages/821.html
611:風魔小太郎(未入手)
https://w.atwiki.jp/basarabattleheros/pages/18.html
真田幸村 武器 攻撃力 説明 備考 朱羅 10 0 第壱武器 紅牙 30 20 第弐武器 朱雀 60 50 第参武器 斬紅 100 80 第四武器 灼炎 140 110 第五武器 炎凰 190 150 第六武器 焔翔 240 190 第七武器 棲羽亜陀 300 250 第八武器 伊達政宗 武器 攻撃力 コスト 説明 景秀 10 0 第壱武器 爪駆 30 20 第弐武器 牙龍 60 50 第参武器 爪破 100 80 第四武器 蚊龍 140 110 第五武器 応龍 190 150 第六武器 皇龍 240 190 第七武器 亜羅褄斗流 300 250 第八武器 前田慶次 武器 攻撃力 説明 備考 事始斯如 10 0 第壱武器 信道斯如 30 20 第弐武器 色恋斯如 60 50 第参武器 早波震如 100 80 第四武器 登龍斯如 140 110 第五武器 舞風粋如 190 150 第六武器 天運転如 240 190 第七武器 豪炎轟如 300 250 第八武器 片倉小十郎 武器 攻撃力 コスト 説明 黒龍 10 0 第壱武器 剛龍 30 20 第弐武器 武龍 60 50 第参武器 護龍 100 80 第四武器 玄龍 140 110 第五武器 閻龍 190 150 第六武器 滋養 240 190 第七武器 覇龍 300 250 第八武器 武田信玄 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 猿飛佐助 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 豊臣秀吉 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 竹中半兵衛 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 長曾我部元親 武器 攻撃力 説明 備考 長槍八流 10 0 第壱武器 長槍荒渦 30 20 第弐武器 長槍焔天 60 50 第参武器 長槍黒狼 100 80 第四武器 長槍嵐斬 140 110 第五武器 長槍皇炎 190 150 第六武器 釣果万全 240 190 第七武器 長槍鬼神 300 250 第八武器 毛利元就 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 織田信長 武器 攻撃力 説明 備考 国重 10 0 第壱武器 般若長光 30 20 第弐武器 鬼切国綱 60 50 第参武器 双刃裂界 100 80 第四武器 死魂滅殺 140 110 第五武器 征天魔王 190 150 第六武器 浪速必携 240 190 第七武器 魔神冥王 300 250 第八武器 濃姫 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 森蘭丸 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 明智光秀 武器 攻撃力 説明 備考 桜舞 10 0 第壱武器 紺碧 30 20 第弐武器 藍禍 60 50 第参武器 凶咬 100 80 第四武器 白狼 140 110 第五武器 黒虹 190 150 第六武器 餌歴舞苦 240 190 第七武器 死壊 300 250 第八武器 上杉謙信 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 かすが 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 前田利家 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 まつ 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 島津義弘 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 本多忠勝 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 徳川家康 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 いつき 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 ザビー 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 浅井長政 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 お市 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 本願寺顕如 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 北条氏政 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 風魔小太郎 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 今川義元 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器 宮本武蔵 武器 攻撃力 説明 備考 10 0 第壱武器 30 20 第弐武器 60 50 第参武器 100 80 第四武器 140 110 第五武器 190 150 第六武器 240 190 第七武器 300 250 第八武器
https://w.atwiki.jp/sengoku_muramasa/pages/2680.html
[部分編集] 凛 風魔小太郎 Sレア #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 必要兵力 20 Lv1 攻 2950 防 2320 知 2740 LvMAX 攻 5890 防 4640 知 5470 スキル [北条影働き【雷】] Lv1/7 自分自身の攻防アップ 武芸者計略 攻撃力アップ【発動率:低】 売却価格 両 コメント 「風魔の幻惑は見破れないでしょ!!」北条家5代の影となり働く風魔忍軍頭領。その風貌は筋骨隆々の巨躯で口からは4本の牙が付き出ていたと伝えられてた稀代の忍び。 台詞 「風魔は得意だからね、幻術がさ」 図鑑 イベント:ゆけ!戦国合戦録 備考 ゆけ!戦国合戦録-第四陣-個人ランキング報酬 1-500位進化には素材カード「風魔手裏剣」が必要Illust 長浜めぐみ ↓進化↓ [部分編集] 凛 [忍]風魔小太郎 Sレア #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 必要兵力 20 Lv1 攻 3300 防 2530 知 3040 LvMAX 攻 7189 防 5524 知 6627 スキル [北条影働き【雷】] Lv1/7 自分自身の攻防アップ 武芸者計略 攻撃力アップ【発動率:低】 売却価格 両 コメント 「見た目が違う??そりゃ忍者だもん!!」北条家5代の影となり働く風魔忍軍頭領。その風貌は筋骨隆々の巨躯で口からは4本の牙が付き出ていたと伝えられてた稀代の忍び。 台詞 「忍者が自分の格好を素直に残すと思う??」 図鑑 イベント:ゆけ!戦国合戦録 備考 LvMAXは2MAXの数値 ↓進化↓ [部分編集] 凛 [幻影]風魔小太郎 Sレア #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 必要兵力 20 Lv1 攻 3700 防 2760 知 3380 LvMAX 攻 8119 防 6073 知 7043 スキル [北条影働き【雷】] Lv1/7 自分自身の攻防アップ 武芸者計略 攻撃力アップ【発動率:低】 売却価格 両 コメント 「さて……そろそろ殺されるかな!!」北条家5代の影となり働く風魔忍軍頭領。その風貌は筋骨隆々の巨躯で口からは4本の牙が付き出ていたと伝えられてた稀代の忍び。 台詞 「やだなぁ、本当に死ぬ訳ないって」 図鑑 イベント:ゆけ!戦国合戦録 備考 LvMAXは3MAXの数値 ↓進化↓ [部分編集] 凛 [相州乱波]風魔小太郎 Sレア #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 必要兵力 20 Lv1 攻 4150 防 3010 知 3750 LvMAX 攻 9102 防 6628 知 8242 スキル [北条影働き【雷】] Lv1/7 自分自身の攻防アップ 武芸者計略 攻撃力アップ【発動率:低】 売却価格 両 コメント 「表向きは死んだし、自由な日々かな!!北条家5代の影となり働く風魔忍軍頭領。その風貌は筋骨隆々の巨躯で口からは4本の牙が付き出ていたと伝えられてた稀代の忍び。 台詞 「まずは新婚旅行なんてどう??」 バレンタイン台詞 「風魔の技でチョコレートっ!!こればかりは幻術じゃないぞ!!」 図鑑 イベント:ゆけ!戦国合戦録 備考 LvMAXは4MAXの数値 コメント バレンタイン 「風魔の技でチョコレートっ!!こればかりは幻術じゃないぞ!!」 -- 名前
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/24286.html
登録日:2011/08/16(火) 08 52 00 更新日:2023/04/18 Tue 21 18 48 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ナイスミドル ボンバーマン 主人公 動物に優しい 天我独尊 強盗 悪の美学 悪の華 戦国BASARA 指パッチンで発火 ←無能な大佐ではない ←だけど明日が雨だと分かると相手を早く帰そうとする 松永久秀 松永弾正忠久秀 焼け野原ひろし 爆弾 紳士 絶対悪 自爆 藤原啓治 闇ひろし 魔王の友人? ←放火後ティータイム ならば欲望のまま奪うと良い… それが世の真理 戦国BASARAシリーズの登場人物。 天我独尊 松永久秀 CV:藤原啓治 武器:宝剣・火薬 英雄外伝で初登場した、戦国の梟雄(きょうゆう)。 二人称は卿(けい)だが、女子供に対しては「君」と呼ぶ(雑賀孫市は女性だが本作の設定では「自分自身を殺して孫市の名を継ぎ続ける者」と解釈されているためか「卿」呼び)。 人は欲望に忠実であるべきだとし、望む物ならばどんな手段をもってしても奪い取ることを信条としている。 しかし、欲望に忠実にと言っているのに信義と理想といったものは否定している。 松永の本質は作中で度々「駄々をこねるガキと同じ」と揶揄されており、彼自身の欲望はからっぽ、もしくは薄っぺらいものでしかないのかもしれない。 が、本人もそういうところは自覚している様で「駄々をこねるガキと同じ」を肯定しているため、非常に質が悪い。 「天下の趨勢などには欠片も興味はなく、ただ目先の欲求さえ満たせればそれで満足」というキャラ設定だけだと とんでもない小悪党キャラ なのだが、空虚な欲望故か滲み出る一種の魅力と人の本質を見抜く鋭い観察眼から、小悪党らしさは微塵も感じさせない信長とはまた違ったベクトルの悪のカリスマとして描写されている。 本願寺顕如には「主は金の使い方を良く知っている」、今川義元には「結局の所何を見ているのか分からない」と言われる。 また、宮本武蔵とは本質が似通っているせいか、論破されている。 史実を反映してか、BASARA中でもかなりの知識人らしく、茶道をたしなんだり骨董品に造詣が深いなどインテリ。 人の欲望を見続けてきた深い観察眼から、相手の本質を的確に言い当てることに長けている。(家康なら「卿には犠牲を贈り、孤高を貰おう」) 松永と戦う場面でそれは遺憾なく発揮されている。 ネタキャラであるほど深い会話が交わされており、主に女性陣が彼の発言に揺らいでいる。 武器は両刃の宝剣と、史実で「火薬を詰めた茶器を腹に抱え、自爆して命を絶った」という逸話からか、火薬を用いた爆発を使う。ちなみに使用する刀だが、お楽しみ武器を除き、全て日本神話に登場する刀の銘を持ったものばかりである。 また、史実では「日本で初めて天守閣のある城を建造した」という説を反映してか、城郭を思わせる形状の衣装を着ている。右手は普通の白手袋だが、左手の掌には鋭いカギヅメの様なものが付いている。 腰に長い刀を差しているが、今のところ戦闘で使っている様子はない。飾りなのか? ちなみに、敵として出た時に倒すorプレイヤー武将で討死(ゲームオーバー)となった場合、死体を残したくないのか自爆して消える。 ストーリー上での活躍 英雄外伝 かつて、まだ親友だったころの慶次と秀吉が松永の下に殴り込みをしかけた際、二人を徹底的にいたぶり、「力無き物は奪われる」という現実を見せつけた過去をもつ。 これにより、慶次と秀吉の間には、埋めようのない深い溝が出来てしまった。 つまり、後の悲劇はこいつのせい。 しかし覇者となるべく過去と決別した後の秀吉は「弱さを捨てた我には効かぬ」と松永の言葉をはね除けている。 片倉小十郎のストーリーでは、伊達政宗の持つ名刀『六(りゅう)の爪(つめ)』を狙っており、伊達軍の家臣を人質にこれらを要求。 負傷した政宗に替わり、主君と家臣を守れなかった不甲斐ない自分のケジメをつけるべく出陣した小十郎と、後に駆けつけた政宗を東大寺大仏殿で待ち受けた。 大仏殿を爆破し優勢に立つも、怒りでプッツンした小十郎の一撃により敗北。 「死体は残さないと決めている」として、史実よろしく爆炎の中に消えた。 アニメ 基本的な活躍は、英雄外伝の小十郎ストーリーと同じ。 ただし、六の爪に加えて、武田軍の秘宝『楯無(まもらず)の鎧(かわ)』をも狙っている。 大仏殿では、小十郎と彼に加勢しに来た真田主従と対決するも、敗北した。 しかし、どうやら隠し通路を使って逃げていたらしく、2期で何事も無かったかのように再登場。 信長の頭蓋骨を回収し、かつての彼と同じように杯にしようとしていた。 その後も風魔を雇い豊臣等が持つ貴重品を狙い暗躍。その際秀吉と会談しているが「どこかで会ったことがあったかな」程度で、自身が過去に行ったことをほとんど忘れていた。 宴 初登場から長らくNPC武将のままだったが、ここにきて遂にプレイヤー武将へ昇格。ファンを歓喜させた。 PC武将になったことで、彼自身のストーリーも追加されている。 ストーリーでは 蒼紅の決戦に欲望のまま宝を奪いに意気揚々と割り込んだり、 あの関ヶ原コンビのガチバトルにしれっと現れフルボッコにしたり、 挙げ句の果てに本能寺まで魔王と茶飲みに行ったり と、やりたい放題。 ちなみに、今までCEROレーティングがB(R-12)だったのが宴にてC(R-15)になったのは、 コイツが2章最後でやらかしたから。 あと、多分天海明智のせいでもある。 プレイすればどういう意味かわかります。 そして3章では、シリーズ最貴重とも言えるちょっと天然の信長 驚愕する信長が見れる。 戦闘 『英雄外伝』の時点では、敵武将の中で唯一走りモーションを持たず、ゆっくりと歩きながら素早いステップによる奇襲を仕掛けてくる。 火薬による遠距離攻撃との使い分けにより非常に厄介な相手である。 この『優雅な歩き』は、後に『宴』でPCに昇格した際にも引き継がれており、スティックを小さく倒すことでゆっくりと歩くことが出来る。実用性? 知らん。 一部の技では、攻撃前に火薬を撒き、敵に火薬を付着させる。 火薬の付着した敵に炎や爆発を使った攻撃を当てると、連爆が発生し、追加ダメージを与えることが出来る。 固有技 虚空(こくう) 火薬を撒き、敵を火薬まみれにする。 更に長押しすると、着火効果を持った斬撃が出る。ガードを崩す効果があるので、地味に便利。 刧火(ごうか) 火薬を撒いた後、前方に炎の道を3本作り出す。 後述する『焔界状態』では、火薬撒き動作が省略され、炎の道が5本に増える。 「爆ぜろ…」 無響(むひびき) 素早く踏み込みながら、横薙ぎに斬り払う。斬撃には火薬を付着させる効果あり。『虚空』に繋げると、お手軽にコンボの始動ができる。 追加入力で、指パッチンと共に爆発を起こす。 『焔界状態』では、横薙ぎに火薬付着効果がなくなり、着火効果が付与。使い勝手が大幅に変わる。 昇華(しょうか) 周囲に火薬を撒いた後、前方にほのおのうず竜巻を発生させる。 『焔界状態』では火薬を撒く動作が省略され、爆発の軌道が変化する。 「見給え…苛烈な…」 葬炉(そうろ) 指パッチンと共に爆発を起こして地面を隆起させ、敵を吹き飛ばす。 ボタンを普通に押すと遠くに、長押しすると近くで爆発が起きる。 『焔界状態』では爆発が3連続で発生するようになる。 固有奥義 塵晦(ちりつごもり) 敵の首を掴み上げ、爆破する。シークレットソードツー グレンカイナ-! 隙はデカいが威力は高く、タイマンでは強力な技。 掴んだキャラクターによってセリフが変わる。 「卿から生じるものは… 黒禍(くろまがつ) ばら撒いた大量の火薬を一箇所に集めて巨大なドームを作り上げ、大爆発を起こす。 塵晦と違い範囲が広いので、複数の敵を相手にする際にも使えるが、やはり隙が大きい。 焔界(ほむらい) 大量の火薬をばら撒き、辺り一面を火の海にする。 一定時間『焔界状態』となり、通常攻撃や各固有技が強化される。 また、専用装具『天我独尊』(『皇』では専用銘『焔宝』)を装備することで、焔界状態のまま出撃し、時間経過でも解除されなくなる。 「この世は死界だ…私がそう決めた」 能力値こそ織田信長に匹敵するほど高いが、固有技や固有奥義は技の前に火薬を撒くモーションが入るため、隙が大きくやや使い辛い。そのため、アクションが苦手な人や慣れていない人には弱キャラだと勘違いされてしまいがち。 しかし、火薬撒きから狙える連爆はガード不能かつ高威力のため、積極的に発動できれば大幅な火力アップが見込める。 ガードの堅い武将相手でも、気にせずガンガン攻めていけるのは、大きな強み。 そして久秀を使いこなす上で何より強力なのが、『四次元火薬』と呼ばれるテクニックの存在。火薬の付いた敵に炎攻撃を当てると連爆が発生するのは既に書いたとおりだが、実は敵が炎攻撃を食らっている最中に火薬を撒くと、その敵にも追加で連爆が発生するという仕様がある。 が、この追加連爆は、なんと火薬を敵に当てる必要がない。例えば、相手を『昇華』で拘束し、絶賛炎上中の敵から離れた場所で『虚空』の火薬撒きを発動させた場合でも、昇華を食らっている最中の敵に連爆が発生するというわけである。 これによる火力上昇効果は凄まじく、何らかの手段(例えばアニキの『四縛』など)で拘束した相手に昇華を当てれば、後は適当に火薬をばら撒き続けるだけで、相手の体力をモリモリ削ることが出来る。 昇華以外にも、『劫火』と火薬撒きを組み合わせることで、前方広範囲の雑魚兵士を一掃するなんて使い方も可能。 つまるところ、単に上級者向けのキャラなだけで、仮にもラスボスを名乗れるだけのポテンシャルは十分に秘めていると言って良いだろう。 性能とは関係ない弱点として、焔界中はエフェクト過多なせいで雑魚の湧き量が減少するという地味な欠点があったりする。 『4』では連爆の仕様が変更され、火薬を当てないと連爆の後乗せが出来なくなってしまったが、 『皇』では新たに『固有技・改』が追加。疑似的とはいえ四次元火薬が使えるようになった。 なお、焔界状態では各固有技の火薬撒きモーションが省略されてしまうので、連爆が狙いづらくなるというデメリットも発生する。プレイスタイルによって使い分けよう。 『4』以降は固有奥義が3つとも装備できるようになったので、使い分けがやりやすくなった。 いつか壊れる物ならば、欲しがるままに奪い、愛で… …そして壊すもの… 卿は何が欲しい…?追記か…修正か…。 ならば欲望のまま編集すると良い。 それがwikiの真理。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 何やらかしたんだ?久秀 -- 名無しさん (2013-10-16 11 39 26) 生きたままの家康を焼いた? -- 名無しさん (2013-10-16 12 55 09) ↑それだな。 -- 名無しさん (2013-10-16 13 16 10) 鶴姫ちゃんの言うとおり「餓鬼」という言葉がぴったりな人 -- 名無しさん (2013-10-17 23 50 36) 4では初のやられている松永様がみられるかもしれない -- (2013-10-18 01 56 19) 4は義輝公が出るからなあ・・・途中で義輝公を暗殺するのか、もしくはプレイヤーと一騎撃ちしてる所に三好三人衆と共に乱入してくるか -- 名無しさん (2013-10-18 10 08 13) ↑或いはラストで 義輝公の御印を片手にもって ブツブツ何かを言いながら 戦場を徘徊? -- 松永さん (2013-10-18 10 38 13) 自分の為だけに動き、的確かつ徹底的に相手の弱い部分を突く……コレ程厄介なヤツもそうはいないな。悪役としては素晴らしい位だが -- 名無しさん (2013-11-20 08 39 10) 柴田勝家「松ゥゥゥゥ永くゥゥゥゥン!!」 -- 名無しさん (2013-11-28 01 49 46) 弱キャラだと?俺は松永様で制覇したんだがな… -- 名無しさん (2013-11-28 11 03 12) 史実では日本史史上初の爆死した偉人だと聞いたことが……。 -- 名無しさん (2013-12-07 13 38 58) 「紐でくくった秋津(トンボのこと)を見ているようだw」でラジコンとんぼを思い出したのは俺だけでいい -- 名無しさん (2013-12-07 14 50 35) ↑↑正確に言えば、三成踏んずけながら家康首掴んで高高と持ち上げた状態で・・・、家康爆殺という。 -- 名無し (2013-12-08 22 41 04) 4では 足利義輝公の部下って設定なのかな それで 三成 光秀 幸村にあんな態度を -- 名無しさん (2013-12-08 22 44 48) 松永弾正久秀が… デレやがった -- 名無しさん (2014-01-09 23 15 21) 松永様の炎が通じない辺り、義輝様はマジ別次元の強さだな -- (2014-01-09 23 20 06) 思考の方向性は真逆ながら 考え方が意外にそっくりだな 義輝様と松永 -- 名無しさん (2014-01-10 03 15 45) まともだった頃のこの人を見たいんですが… -- 名無しさん (2014-01-10 03 32 01) 弾正 義輝様と一緒だと 不思議と満たされてそうな …結局殺すんだろうがな!WW -- 名無しさん (2014-01-26 11 10 24) 4じゃ松永さんの -- 名無しさん (2014-02-06 02 09 31) ミス 4では松永さんのプレゼント話は聞けないんだな -- 名無しさん (2014-02-06 02 10 16) 宴のストーリーモード、2章ラストばかりクローズアップされるが、1章の台詞もヤバイ。「卿らには、炭を眺める嗜みでもあるのかね?」って・・・ -- 名無しさん (2014-07-27 13 43 56) 松永の過去が気になる。「私がどこで生まれたか、まぁ、それはいい」とか言ってたし、過去を思い出したくないのかもしれない。 -- 名無しさん (2014-08-24 19 50 58) 4でドラマルートの最後に言ってた義輝を本気にさせる男って誰だ? -- 名無しさん (2014-10-11 00 02 07) 史実と同じとしたら恐妻家かつお化けの類が嫌い・日本最初のクリスマス敢行者という一面も… -- 名無しさん (2014-11-04 16 43 35) ↑原作に果心居士が出たらお化けにビビるエピソードは出るだろうね -- 名無しさん (2014-11-09 18 37 08) むしろ松永がこうなった経緯が知りたいな。 -- 名無しさん (2015-01-31 23 18 55) 松永軍の抱えてるものは「空虚」「人の本質」っていう印象がある。モブの「結局みんな自分が可愛いのさ」とか -- 名無しさん (2015-01-31 23 28 29) ↑何かしら世の中の『闇』に触れてしまった人間の集まりって所か……大体松永が原因なんだろうけど -- 名無しさん (2015-01-31 23 33 35) 目安箱のリスナーらしいな -- 名無しさん (2015-02-03 02 15 23) BASARAの登場人物の中でどのルートでも誰視点から見ても一度も善として写らないのはこの人だけだよね。 -- 名無しさん (2015-12-17 20 39 09) 一般的な悪人イメージに史実の文化人としての要素も加えてインテリ文化系悪党として描いてんの好き -- 名無しさん (2016-06-26 21 24 52) 弾正なのに自爆しないのか、なんか違和感 -- 名無しさん (2016-07-20 17 36 35) 信長や秀吉は、やり方は悪だけど、天下統一を考えればある種「善」と言えなくもないが、この男は自ら望んで「悪」を行い、そして一切改心する余地も無く、同情するような過去も(今のところ)無い。だからこそBASARAでは文句なしに最恐最悪だし、好きなキャラクター。 -- 名無しさん (2016-10-24 01 54 20) sf -- 名無しさん (2017-08-18 03 27 51) 史実のように領民思いであってほしい -- 名無しさん (2020-11-12 17 33 44) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2133.html
前ページ次ページ異世界BASARA フーケ捜索隊に志願したルイズ、キュルケ、タバサ… そして真田幸村と前田利家はロングビルの案内で森の廃屋に向かっていた。 馬車に揺られながら利家は腹を擦っている。 「…うぅ~、朝飯も食わずに行くなんて思わなかったぞ…」 「我慢なさいなトシイエ。フーケに逃げられちゃったら元も子もないでしょ?」 げんなりとしている利家をキュルケはなだめた。 「それにしても、タダカツを連れて来られないのは残念ねぇ。彼がいたらもっと楽なんだけど…」 「目立つ」 タバサは一言そう言って持っていた本に目を落とした。 忠勝はじっとしていても体からうるさい音が聞こえてくるし、あの大きさでは隠れる事も難しい。 だから彼女はこの捜索に忠勝を連れてくるのを止めたのである。 「朝っぱらからいきなり起こされて何かと思えば、盗賊退治とはなぁ」 幸村の背中から声が聞こえてくる、デルフリンガーだ。 幸村は折れた槍の代わりにデルフリンガーを持ってきたのである。 「すまぬデルフ殿、ルイズ殿の為に力を貸して欲しい!」 「わぁーったよ、相棒の頼みなら仕方がねぇ」 「時にルイズ殿、魔法を使えるのは貴族だけであったな?」 デルフと話していた幸村は突然ルイズに尋ねる。 「そうだけど…それがどうしたのよ?」 「ならばあのフーケめ…民の上に立つ身でありながら盗みを働いておるのか…!!」 「メイジが全員貴族というわけじゃありませんわ」 幸村が憤っていると、馬車の手綱を握っている女…案内役のロングビルが口を開いた。 「様々な理由で貴族から平民になった者も多いのです。中には犯罪者になる貴族もおりますわ…」 それを聞いて、利家は自分達のいた戦国の日本を思い出した。 自分の国でも、主君を失った武士が浪人となって悪事を働く事がある… 「…幸村、ここもそれがし達のいた世界とあまり変わらぬかもしれんな…」 途中、一同は馬車を降りて森の中を進んで行く。 「見えました。あれです」 先頭を歩いていたロングビルが前を指差す。 その先には、確かに古びた廃屋がぽつんと建っていた。 「私は周辺を調べてきます。あなた達はあの廃屋を」 そう言ってロングビルは森の中へと消えていった。 「様子を見るだけよ、蹴破って中に入ったりしちゃダメだからね!」 ルイズに念を押され、偵察役を受けた幸村と利家は廃屋の中を窓から覗いて見る。 しかし誰かいる様子はない。 「ルイズ殿!誰もおりませぬぞー!!」 幸村の大声に隠れていた3人は出てきて扉の前に立った。 タバサが杖を振るい、トラップが仕掛けられてないかを調べてみる。 「罠はない」 タバサが中に入っていくのを見て、キュルケも後に続く。 ルイズは小屋の外で見張りをする事となった。 「埃だらけじゃない。本当にこんな所に隠れていたの?」 キュルケの言う通り、ここは長く使われていなかったように見える。 もしや偽情報だったのだろうか。 「あった」 一同の頭にそんな考えがよぎろうとした時、タバサが何かを見つけた。 「破壊の杖」 見つけた物を手に取り、皆に見せる。 「…一度宝物庫の見学で見た事あるけど…本っ当に趣味の悪い杖よねぇ」 それは銀色に光る筒に取っ手が付いたような物で、「Dead or Love」という見た事ない文字が刻まれている。 さらに全体にはハートの模様が散りばめられていた。 3人は怪訝な顔をしている。 だがそんな中、利家だけは違った反応を示した。 「こ、これは…!」 利家はそれを手に取り、真剣な顔つきで見つめた。 「あの南蛮人が持っていた物より小さいが間違いない!何故こんな所に…!」 ドガアアァァァァン!!!! 突然、轟音が鳴り響くと同時に天井から瓦礫が降ってくる。 「ぬぅ!?彼奴は昨日の…!」 幸村の声に一同が上を見上げると、土で出来た巨大なゴーレムがこちらを見下ろしていた。 タバサが素早く杖を振って竜巻を放つ。 だが、直撃したにもかかわらずゴーレムは平然としている。 続いてキュルケが胸元から杖を取り出し、火の玉を作り出して発射した。 これもゴーレムの表面を焦がしただけで動きを止めるには至らない。 「無理よこんなの!」 慌てるキュルケを余所に、ゴーレムは唸り声を上げながら両腕をキュルケ達に向かって突き出した。 「でやあああぁぁぁ!」 「おぉぉらあぁぁぁ!」 しかし、彼女達を潰さんと突き出された腕は2人の使い魔によって防がれた。 「逃げられよ!ここは拙者と前田殿で!」 地面に足をめり込ませながら幸村は叫ぶ。 それにタバサは頷くと、キュルケを連れてゴーレムから距離を取った。 と、幸村はゴーレムの背後にいるルイズの姿を見つけた。 何故かルイズは逃げず、杖を振るって魔法を唱えている。 「くそ…幸村、こいつはそれがしが相手をする!ルイズを連れて行け!」 利家の言葉に幸村はゴーレムの腕を弾き、ルイズの元へと駆ける。 それを見た利家は槍を頭上で振り回し、ゴーレムへと飛び掛っていった。 「腹が減っても戦は出来るぞっ!!うおおおお!」 「何をしておられるか!危険にござるぞ!!」 駆けつけた幸村の言葉も聞かず、ルイズは再び杖を振るった。 だが爆発が起こるだけで、それもゴーレムには致命傷になっていない。 「あれには効かぬ、ここは逃げるのだ!」 「嫌!!」 腕を取る幸村を振り払い、ルイズは叫んだ 「ここで逃げたら、またゼロのルイズって馬鹿にされるじゃない…」 ルイズは睨みながら言う。その瞳に、うっすらと涙を浮かべて。 「…フーケを捕まえれば…もうゼロだなんて言われない…もうゼロのルイズなんて…」 所々で嗚咽を漏らしながらルイズは言った。 幸村も、彼女がゼロと呼ばれる所以は知っている。そしてその名を嫌い、人知れず努力している事も… 「……ならばルイズ殿、尚の事逃げられよ」 「嫌だって言ったでしょ!私は…」 「ルイズ殿が捕らえるのはフーケであろう!あの土人形ではない!!」 幸村の、いつもより大きい声が森の中に響き渡った。 普段からこの大声を聞いているルイズも、目を丸くして自分の使い魔を見ている。 「ここで出来損ないと言われたまま犬死してはならぬ。この幸村があのごーれむを倒し、ルイズ殿の手柄にしてみせましょうぞ」 「うわああぁぁぁぁー!!」 その時、戦っていた利家がゴーレムの腕の直撃を受けた。 利家は地面にぶつかると2回バウンドし、最終的にはキュルケの元にまで吹き飛ばされる。 「トシイエ!」 キュルケは気絶している利家を抱き起こし、揺さぶって起こそうとする。 「…むぅ…キュルケ殿か?」 「どうしたのよ、調子が出ていないじゃない」 朦朧とした意識の中、利家は口をゆっくりと開く。 「…は、腹…」 「腹?」 「…腹が減って…もう力が出ない…」 キュルケの体に脱力感が駆け抜けた。朝食を1回抜いただけでここまで弱るとは… だが思い起こせば数十人分の食事を食べる男、1回抜いただけでも彼にとっては大問題だったのかもしれない。 そんな事を考えながらキュルケはやれやれと溜め息をついた。 利家を倒したゴーレムがゆっくりとルイズ達の方へ振り返る。 次は自分達の番だと、彼等は確信した。 「もう一度御願い申す。ここは退いて下され」 幸村はルイズに再度頼む。 「…分かったわよ、でも…絶対に勝つのよ!負けたら許さないんだから!」 「無論承知っ!!!」 キュルケ達の元に辿り着いたルイズを確認し、ゴーレムに向き直る。 そして右手に槍を持った幸村は余った左手で背中に携えた剣に手を伸ばした。 「デルフ殿、力を貸して頂きたい!」 「お、ようやく俺様の出番って訳かい!抜きな相棒!」 背中の剣…デルフリンガーは景気良く答えるのを聞くと、幸村は一気に引き抜いた。 デルフリンガーを持った左手が、眩い光を発する。 「来い土人形め!真田源二郎幸村が相手だ!!」 前ページ次ページ異世界BASARA
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3651.html
前ページ次ページ異世界BASARA 朝靄の中、ルイズと幸村、ギーシュは馬に鞍を付けて出発の準備をしていた。 幸村は背中に槍と、折れた槍の代わりであるデルフリンガーを背負っている。 そんな風に出発の準備をしていると、氏政が何かを引きずりながらやって来た。 彼が持ってきた物は大きな槍であった。 幸村や利家の槍とはかなり変わっており、先端には槍の穂がいくつも取り付けられている。 「ウジマサ、まさかそんな物を持って行くつもりかい?」 ギーシュが半ば呆れた声で言う。 「そんな物とは何じゃ無礼者!よいか若造、これはご先祖代々受け継がれてきた栄えある槍であるぞ!」 氏政は胸を張りながらフン!と鼻息荒く言った。 「止めておきたまえ。そんな大きな槍、馬で行くのに邪魔になって仕方ないよ?」 「駄目じゃ!これを手放すという事は北条家の誇りを手放す事……おお?」 「ギーシュ様ー!おじいちゃーん!」 と、学院の寮入り口から誰かが駆けて来た。 「おお~ケティ!よう来たのぉ~」 こちらに走って来たのはギーシュの元浮気相手、ケティだった。 ギーシュの浮気を知った後、彼女は仲直りの仲介をしてくれた氏政によくお菓子を持って来ているのである。 「おじいちゃんから聞きましたよ、アルビオンに行くのですよね?」 どうやらこのジジイ、任務の事を彼女に話してしまったようだ。 「ダ、ダメじゃないかウジマサ!今回の事は内密にしないといけないのに……!」 「これは重要な任務だ、出来れば内密にしてもらいたいのだがね」 その時、朝靄の中から男の声がした。 「何者!!」 知らない男の声を聞いた幸村は、背中に背負ったデルフリンガーに手を掛ける。 その言葉に応えるように、グリフォンを連れた1人の長身の男が姿を現した。 ルイズ達メイジのようにマントを羽織っており、立派な羽根付き帽子を被った男だ。 「僕は敵じゃない。姫殿下より、この任務で君達に同行する事を命じられたんだ」 男は帽子取ると一礼して言った。 「女王陛下の魔法衛士隊、グリフォン隊隊長、ワルド子爵だ」 「ワルド様……」 ルイズが震える声で男の名を言ったのを聞き、幸村は振り返る。 「久しぶりだねルイズ!僕のルイズ!」 ルイズの姿を見たワルドは、笑みを浮かべるとルイズに駆け寄ってその小さな体を抱き上げた。 「何じゃあの腹が立つ程格好つけた男は?」 抱き上げられて赤面しているルイズと、「破廉恥!破廉恥!」と騒ぐ幸村を見て氏政が言った。 「魔法衛士隊を知らないのかい!?メイジであれば誰もが憧れるエリートだよ!」 ギーシュが驚きと感激の声を上げた。 「ふん……ま、わしの威光には遠く及ばんな。おおそうじゃ、ケティよ……今日はどんなお菓子を……」 と、氏政はケティのいた方に向き直る。だが、肝心のケティの姿が無い。 「ありゃ?ケティ?何処へ行ったのかのケティ……」 氏政はキョロキョロとケティの姿を探していると……いた。 「あ……あの……ワルド様でしたよね……」 彼女は何時の間にか、ワルドの側に移動していたのである。 「あの、私ケティと言います!良かったらこれ……食べて下さい!」 そう言って、ケティはバスケットをワルドに差し出した。 それは確か……氏政に作ってきたお菓子だった筈では…… 「あ、ありゃ?ケティよそれは……それはわしの為に作ったんじゃ……」 「……ウジマサ……」 氏政の肩に、ポンとギーシュの手が置かれる。 そして哀れみを込めた表情を浮かべて言った。 「諦めたまえ、君では勝敗は決まっているようなものだよ……」 「……あっれえええぇぇぇぇぇぇ~~~~~????」 「では諸君、出撃だ!!」 ワルドの掛け声を合図に、グリフォンが駆け出す。 それに幸村、ギーシュ、氏政が跨った馬が続く、いよいよアルビオンに向かうのだ。 その一行を、寮の窓から見ていた者が1人…… 「な、何よあのイイ男は……ルイズの癖にぃ!!」 ルイズが天敵として嫌っている女、キュルケであった。 「キュルケ殿~どうしたぁ~?」 キュルケの大声で、利家も目を覚ます。 「ルイズが見た事もない色男と何処かへ出掛けたのよ!ああもう!生意気だわ!」 「ああ、そういえば今日は任務でアルビオン……」 そこまで言った利家は慌てて口を押さえた。 だが遅かった。「任務」、「アルビオン」……2つの単語がキュルケの耳に入ってしまった。 「トシイエ……あなた……」 「し、知らないぞ!それがし隠し事なんてしてないぞ!!」 利家は必死に知らないフリを……しているつもりだった。 「隠し事?私に何を隠しているのかしら?」 「ししししてない!何も隠してない!ルイズと昨日秘密の約束なんてそれがしやってない!!」 「ルイズですって!?」 「うわああぁぁ何でばれたんだぁぁ!?」 利家は頭を抱えて絶叫する。彼は嘘をつくのが絶望的に下手だった。 「言いなさい、今なら私も怒らないから!」 「で、でも……ルイズは絶対に言うなって……それがし約束したし……」 「あらそう?じゃあご飯抜きにされたいの?」 「ええっ!?」 キュルケの「ご飯抜き」という言葉に利家は目を見開いて驚愕した。 「そうねぇ~1回じゃ罰にならないから……3日ぐらい抜きにしようかしら?」 「そ、そんな……キュルケ殿それだけはあぁっ!!!!」 「なら、正直に話しなさい」 「あぅ……」 結局、利家はルイズとの約束より自分の飯を選んだのであった。 港町、ラ・ロシェール。 狭い峡谷の谷間の山道に設けられた、アルビオンへ行く為の玄関口である。 その街の路地裏……居酒屋が多く立ち並んでいる裏通りにフーケと仮面の男はいた。 「大分数が集まったな……後はあっちか……」 仮面の男は『金の酒樽亭』で雇った傭兵を数えると、もう一軒の店に目をやる。 瞬間、その店の中から爆発が起こった。 爆炎と共に、何かが一緒に吹き飛んでくる。それは人であった。 宙を舞い、フーケ達の前に落ちてきたそれ等は、既に死んでいた。 どれも顔が炎で黒焦げになっており、元がどんな顔であったか判らなくなっている。 「すまないね、予定より少し数が減ってしまった」 と、爆発が起きた店内から男が2人の傭兵を引きずって出てくる。 「……俺は渡した金で兵を雇えと言った筈だ、誰が殺せなどと言った……」 仮面の男が静かに、しかし苛立ちを表しながら話す。 「目つきが気にいらないなどと言って殴り掛かって来たのでね、自分の身を守っただけだよ」 仮面の男、そしてフーケは何とも不快な顔をしてその男を見た。 「それに、何も皆殺しにしたわけではない。この通り……」 そう言って、男は2人の傭兵を前に放り投げた。 「あぐぅ!」 「さて、君達は何が欲しい?“金”か……それとも“永遠の安息”か?」 男は自分の得物に手をかけて言った。それを聞いて2人の傭兵は揃って震え上がる。 「ひっ……か、金!金がいいです!!」 「そうか、ならばそれ相応の働きをしてくれたまえ」 満足そうな笑みを浮かべ、男は得物から手を離した。 「では、私は一足先にアルビオンとやらに向かわせてもらおう。どうしても欲しい物があるのだ」 男はニヤリと笑って踵を返す。が、途中で振り返り、仮面の男を見て言った。 「卿も、欲しい物があるなら手に入れておくといい……どんな手を使ってでもね」 そう言って男はその場から立ち去って行った。 「……マツナガ……」 そう、彼こそ…… 『戦国の梟雄』と呼ばれ、『並みの者ならば一つも成し得ぬ事を三つしてのけた男』…… 松永久秀であった…… 前ページ次ページ異世界BASARA
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1258.html
魔法少女リリカルBASARAStS ~その地に降り立つは戦国の鉄の城~ 第九話「立ち上がった白銀の城」 「行くのだな?」 かつて大武闘会が行われていた石の四角い土俵。 一人の巨人は迷い込んでいた世界へ、救うべき者を救うためにもう一度赴こうとしている。 巨人はコクリと頷くと、その巨大な体を唸らせる。 手に握る巨大な槍は今までのものよりも太く、大きく。より鋭さを増している。 「機巧槍 雷神真王」。鋼より硬い炭素の結晶で作られた巨大な槍、もといドリル。 肩は今までの葵の御紋が刻まれたものではなく、先端が軽く尖っていてより機械的になっている。 「鋼具足 飛翔壁」。今までどおり鋼で作った鎧だが重いのに速く動ける。それは紋章の中の不思議な筒が強化されたのだとか。 紋章の中には以前より強化されたプラズマ発生装置。準備は万端だ。 巨人は槍を高々と掲げ、地面に刺す。大の字になって空中に浮かぶ。予想通り、地面が渦になる。 (今度はもう迷わない) 渦に飛び込む。技師のおかげで強化され、白銀の城となった本多忠勝は戦地、ミッドチルダへと駆ける。 「さて・・・お主等も行くのだろう?」 家康の後ろに、四つの人影。 その忠勝が今向かっているミッドチルダ。 まさに戦場と化していた。飛び交う魔力弾。倒れる人々。止むことのない爆発。 戦場を、黒い人影が跳ぶ。また一人、二人、倒れる人。得物の鎌は血に染まる。 「ククククク・・・・ハハハハハハハハハハ!!あぁ・・・楽しい・・楽しい・・・!この鎌の刃が抉りこむ肉!肉から飛び散る血!! 響く絶叫!!痛い・・痛い・・・気持ちいい・・・!!痛い楽しい痛い楽しい痛い楽しい痛い楽しい痛い楽しいィィィィィィッ!!」 「ひ・・・ヒェェェェェェ!!」 思わず魔道士が逃げてしまうほどの狂気を放つ男。それは本能寺の変にて信長と刀を交えた男、明智光秀。 「・・・・」 その隣で敵を殴り倒していくのはかつてのスバルの姉、ギンガ。そのリボルバーナックルは数多の人を倒しているのに血に染まってはいない。 殴られた者はまだ動いている。生きているという証拠だ。 二人の前に立ちはだかる一人の少女、スバル・ナカジマ。 「ギン姉・・・!!」 ギンガへと接近していくスバル。 「誰ですか・・・?邪魔しないでくださいよ・・・。」 光秀がスバルに接近しようとすると巨大な手裏剣が地面に刺さる。光秀が飛びのいて避けるとその手裏剣は黒い影となって消える。 そしてその影は一人の忍へとなった。風魔小太郎へと。 「私の相手は貴方ですか・・・いいでしょう。」 ギンガとスバル、光秀と小太郎の戦いが、始まった。 「フフ・・・袋のネズミっすねぇ・・。」 「観念しやがれ・・・」 「・・・・・。」 廃墟となったビルの中でディード、ウェンディ、ノーヴェが倒すべき相手、ティアナを睨む。 この不利な状況でもティアナは表情を変えない。 「三対一、しかも外部との念話はすべて外部に届かずあたし達に届く・・。結界も張ってあるから増援も望めない。」 ディードが冷静に解説するとティアナは突然大口開けて笑い出した。男の声で。 「ハッハッハッハ!俺様の幻術・・見破れてない・・!!ハッハッハッハ!!」 コホン、と咳払いすると印を唱え霧が生じる。その霧をティアナだったものが払うとそこには忍、猿飛佐助が立っていた。 「な・・・!」 「テメェは・・・!!」 「どう?似てたー?嬢ちゃんー。」 「あたしはそんな大口開けて笑わないわよ・・・。」 ウェンディ達の背後から現れたのは本物のティアナ。クロスミラージュの銃口を敵に向ける。 佐助は腰に装着してあった手裏剣を持ち、構える。 「さーて、いっちょやりますか!」 佐助とティアナは三人の戦闘機人へと走った。 ティアナ達が戦っているビルから少し離れた所で、別の戦いが起こっていた。 「消えて・・消えて・・消えてぇぇぇぇ!!」 「ルーちゃん・・っ!」 キャロの説得も虚しく、眼鏡をかけた戦闘機人、クアットロの言葉によって感情を切り捨てられた人形になってしまった少女、ルーテシア。 「ガリュー!」 「・・・・」 ルーテシアの変化を見て戸惑う彼女の召喚虫、ガリュー。それでもガリューは対峙するエリオに攻撃を仕掛けてくる。 どうしていいのかわからず防戦一方になるエリオ。 止め処なく現れる召喚虫達。ルーテシアの魔法攻撃に必死に防御して耐えるキャロ。その間も説得を続ける。 ガリューと激戦を続けながらもボロボロになっていくエリオ。 そのビルの横では巨大な者同士の戦いが始まっていた。 一方はキャロが召喚したヴォルテール。もう一方はルーテシアが召喚した白天王。 そんな激戦の中で、蒼い稲妻を放った小さな渦が生まれたのには、誰も気付いてはいない。 渦からは、もう一つの「龍」が誕生しそうだった。 聖王のゆりかご周辺・・。 ここは特に戦火が激しく、爆発と銃弾の数は増していた。 その中でも浮いていたのは量産された本多忠勝。 量産されているから力は弱体化されていて、撃墜しているがそれでもはやて達はいい気分がするはずはない。 「この野郎・・忠勝の・・・忠勝の格好をするんじゃねぇぇぇぇぇぇぇ!!」 赤き鉄槌の騎士、ヴィータはグラーフアイゼンで量産型忠勝を次々と落としていく。 また、同じく撃墜しているはやてはヴィータのように大きな言葉は発していないが顔は怒りを露にしている。 「不愉快通り越して・・・むかついたわ・・。」 白い魔力の砲撃で一掃していく。しかし怒りの元凶、量産型忠勝はまだかなりの数だ。 「はぁぁぁぁぁぁっ!!」 フェイトはというと一機一機順調に撃墜はしているが顔は悲しみに歪んでいる。 なのはもそうだ。本人ではないとしても同じ姿のものを撃墜していくのはどうにもやりきれない。 「早く・・・終わってよ・・・!」 なのはは悲しみと怒りを混ぜた表情で呟き、また撃墜していく。 「おおりゃあ!!」 「ふぅんっ!!」 錨になぎ払われて吹き飛ぶ一体と投げられ、爆発する一体。 それは元親と秀吉によるもの。二人は敵を撃破しながら会話をしていた。 「やっぱ・・・弱体化してるとはいえ数で来られるとどうもね・・・!!」 「うむ、流石に堪えるものがあるな。」 二人も何も感じない・・というわけではなかった。やはりどこか嫌な感じがする。 その嫌な気分を少しでも紛らわせようと二人は敵を撃破していく。 「うっ・・・く!」 なのはは槍の一撃で地面に落ちる。 体を地面に叩きつけられる。なんとか魔力で衝撃はある程度和らげたものの防ぎきれなかったダメージと痛みが体を走る。 立ち上がって再びRHを構えると囲まれていた。 皆背中から砲身を出していた。そう、訓練のときになのは達に見せた攻撃形態。次第に砲口へ溜まる稲妻。 思わず目を瞑るなのは。しかし、爆発音が響くだけで自分に衝撃は何もこなかった。 「・・・え?」 目を開けると白銀の鎧の巨人が立っていた。 手に持っていた槍を振るうと一瞬にして周りの量産型の忠勝は上下真っ二つになり、爆発した。 間接から出る煙、赤く光る目。背中に背負った紋章。その白銀の城を見たものは量産型忠勝を見た時よりも驚いた顔をしている。 「ただ・・かつ・・・さん?」 巨人は振り返り、ただ頷く。驚愕の表情が一気に喜びの顔へと変わる。 「忠勝さん・・・っ!!」 忠勝は仲間が戦う戦場へと、到着したのだ。ロケットを展開、背中に電撃が走ると球体が生まれる。 敵が近づくと稲妻に巻き込まれ、吹き飛び、爆発する。 忠勝、電磁形態。 電磁形態のまま空中に飛び上がり、両手を交差させると稲妻が量産型忠勝を襲う。 襲われた量産型は爆発。忠勝の周りに数多の爆風が生じた。 その爆風の中から忠勝はロケットを展開して槍を振るう。瞬く間に撃墜されていく量産型。 空中で制止し槍を背負う。 体に背負った数珠の中から黒く丸い宝石を取り出し、その腕を前に突き出す。 その宝石は光ると次第に形を変え、目の光も赤から金色に変わる。 「え・・・?あれは・・・!?」 宝石は黒き体、金色の刃の大剣だった。忠勝はそれを手に、また量産型を撃墜していく。 その大剣は優しき雷神が持つ武器に瓜二つだった。 これが忠勝が家康から渡された、「力」の一つ。 戻る 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/daydawn/pages/402.html
藤林 小太郎(ふじばやし こたろう/Fuzibayashi Kotarou) 年齢 :20 性別:男 レベル:1 メイン:戦士 サブ:探索者 エクストラ:侍 種族:忍者 参戦回数:-回 コミュニティ:土産屋「伊賀」 身長 174cm 体重:55kg イメージCV:浪川大輔 PL名:不人気 「この世に、忍者なんて存在する訳がないんだ。いいね?」 外見 金色に染めた髪に、元から碧い瞳をした猫背の青年。 落ち着いた色のジャケットを着用して行動しているので、金髪碧眼でも地味。 まるで、忍者のように人混みに溶け込んでいるが当然忍者ではない。 人格 目立ちたがり屋の恥ずかしがり。 和の心を愛しつつ、現代日本の価値観通りな普通の青年。 こんな奴が忍者の訳がない。 来歴 土産屋「伊賀」に勤務する青年。 忍者グッズ、忍者食やご当地商品を取り扱う何の変哲もない店に就職するも 常人を僅かに上回る身体能力、魔法使いへの適正等を店長に見出され夜会への参加を勧められた。 引っ込み思案なので断りきれず、今宵も愛刀「雷切」と、着物に身を包み依頼に向かう。 どこからどう見ても普通の青年だ。いいね? 土産屋「伊賀」 伊賀の北側を守護する党首が経営する土産屋。 趣味の店を切り盛りし、ついでに忍者のPRと互助会を行っているため 才能がありそうな若者を、時たま夜会や似通った組織に紹介する。 つまり忍者の店。 + 参加セッション + 友人関係 PickUp 忍刀を両手に持ち、苦無術やバッシュを起点として戦闘を行う。 その姿は一見忍者に見えるが、常人よりも少しだけ特殊な戦い方なだけである。
https://w.atwiki.jp/taronja/pages/4816.html
立川小太郎は湘南ベルマーレ所属のGK 基本情報 国籍 日本 名前 タチカワ コタロウ 生年月日 1997年1月4日 出身地 和歌山県西牟婁郡白浜町 身長 188cm 体重 78kg ポジション GK 背番号 31 所属クラブ 2012年 - 2014年 初芝橋本高校 2015年 - 2018年 大阪体育大学 2019年 - 2020年 AC長野パルセイロ 2021年 - 現 在 湘南ベルマーレ 個人成績 シーズン クラブ 番号 リーグ リーグ リーグカップ オープンカップ 通算 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 2019 長野 21 J3 5 0 - 1 0 6 0 2020 8 0 - - 8 0 2021 湘南 31 J1 0 0 0 0 2 0 2 0 通算 日本 J1 0 0 0 0 2 0 2 0 日本 J3 13 0 - 1 0 14 0 総通算 13 0 0 0 3 0 16 0